Lola Moreau
Lola Moreau
フランス
パリ11区、バスティーユ広場から程近い閑静な路地にアトリエを構える陶芸家、Lola Moreau。幼少の頃からテキスタイル関連の職人であった父親のアトリエで多くの時間を過ごし、熟練した職人である父親が紡ぎ出す魔法のような作品に触れながら感性を育んできました。陶芸家になる前はウェブやビジュアルコンテンツに関する職業に就ていたのですが、夜間に開かれていた陶芸教室に通いだしてから彼女の陶芸の道は始まりました。仕事の一環で始めた陶芸にすぐに病みつきになり、友人作家と共にスタジオをひらいた後は瞬く間に陶芸が生活の一部となりました。彼女の手の動きや感覚が伝わるようなソフトな造形と長年培った視覚的な面白さを組み合わせた器たちは、実用性と装飾性を兼ねそなえており、自身が目指す「テーブルでも棚でも単独で美しく見える物」を作りたいという想いを強く感じることが出来ます。