太田一永さんによる革製のトレーは、主に獣害対策として駆除された野生の鹿や猪の革を使用して作られています。東南アジア原産の植物で、インドでは古くから僧衣を染める材料として用いられてきたミロバランと胡桃で染色することで、絶妙なカーキの色合いが生まれます。（経年変化：カーキはもう少し緑がかります。）
素材：革
サイズ：長径20×短径10.5×高さ1.5cm
生産国：日本
・ハンドメイドのため、サイズや形状、色味に個体差がございます。
・色落ちや色移りの恐れがあるため、水に濡らさないようご注意ください。
・退色の恐れがあるため、直射日光を避けて保管してください。
・時間とともに少しずつ色が抜けていきますが、経年変化としてお楽しみください。
広島県の小さな集落で暮らしながら、太田一永さんは革小物を制作しています。高校時代に見よう見まねで始めた鞄作りから革に魅了され、神戸やイタリアの工房、大阪のメーカーで経験を積みました。素材に使うのは、獣害として駆除される鹿や猪の革。模様をつけるのに使う季節の植物は、一年のうち限られた時期にしか採取できません。それでも、その自然の流れの速度に寄り添いながら、少しずつ積み重ねていくものづくりを大切にしています。
