バナナジャムの瓶の蓋が開かなかったので、お母さんが別のバナナジャムに替えてくれて、お父さんに瓶の蓋を開けてもらって、みんなでクレープにバナナジャムをつけて食べました。

美術作家中山和也が古物商と共にヨーロッパを訪れ、マーケットやリサイクルショップでの買い付けに同行した際に出会った人々を撮影したポートレート集。中山が彼らに購入した古物を使って自宅のように振る舞うよう依頼し、撮影を通じて現地の人々と打ち解けていく過程が描かれています。

ページ数：224ページ
サイズ：21×14.8cm (softcover)
・美品のご指定は承りかねます。

中山和也は千葉県生まれの美術作家で、アジアやヨーロッパを拠点に活動しています。既成の作品を用意するのではなく、現場での出来事に注目し、その感覚を直截に視覚化するスタイルが特徴です。展示では、予期せぬ出会いや思わぬ状況を切り取ることで、観る者に新しい視点を提供します。彼の作品は、瞬間の偶然性と状況の変化に対する敏感な反応が反映されています。