アメリカ人フォトグラファー、アーロン・シューマンが2014年から2018年にかけて制作した作品集です。マサチューセッツ州アムハーストの地元紙「捜査報告」の切り抜きと、その周辺で撮影されたシューマンの写真を組み合わせた構成となっています。「捜査報告」は地域で起きた小さな事件や出来事を淡々と記録しており、その内容とシューマンの静かで皮肉を帯びた写真が、ユーモアと不穏さが同居する独特の雰囲気を醸し出しています。幼少期を過ごした小さな町へのノスタルジーを起点に、2016年以降の「フェイクニュース」や「ポスト真実の政治」など、現代社会の混乱を背景にした作品です。
ページ数:88ページ
サイズ:26×22cm (hardcover)
・店頭にて展示しているため美品のご指定は承りかねます。
アーロン・シューマンは、アメリカ出身でイギリスを拠点とする写真家、編集者、作家です。現在、ボーンマス芸術大学のリサーチフェロー兼シニア講師であり、ブライトン大学でも講師を務めています。また、オンライン写真ジャーナル『SeeSaw Magazine』の創設者兼編集者でもあります。