フランス人建築家兼デザイナー、シャルロット・ペリアンの作品集です。2021年にロンドンのデザイン・ミュージアムで開催された展覧会に伴い刊行され、彼女のキャリアと思想を紹介しています。ペリアンは、家具デザイナーとして知られるだけでなく、建築と家具が一体化したモダンな空間を創造し、「アート・オブ・リビング」を追求しました。本書は、1920年代から20世紀末に至る彼女の作品を美しい図版とともに紹介し、社会問題にも関心を持ちながらモダニズムを実践した彼女の革新性や人間性にも焦点を当てています。
ページ数:304ページ
サイズ:18×23cm (hardcover)
・店頭にて展示しているため美品のご指定は承りかねます。
シャルロット・ペリアン(1903-1999)は、フランスの建築家・デザイナーです。彼女の作品は、より良いデザインがより良い社会を創造すると信じ、機能的な生活空間の創造を目指していました。1981年のエッセイ「L'Art de Vivre」で、住まいの芸術は人生を豊かにするものであると述べています。デザインに取り組む際には、その場所の雰囲気をじっくり感じることを大切にしており、自伝では一人でその場の空気に浸ることが好きだと語っています。彼女のアプローチは、訪れた場所をありのまま受け入れ、自然やその場の生命を尊重する姿勢に基づいています。