スペイン発の建築雑誌『2G Magazine』#78では、日本人建築家・石上純也を特集しています。彼が国際的に知られるようになったのは、2008年のヴェネチア・ビエンナーレ建築展での日本館のプロポーザルがきっかけでした。妹島和世の元で数年働いた後、2004年に『Junya.Ishigami+Associates』を設立し、若手建築家として注目されました。ヴェネチアでは繊細な庭のドローイングと温室を用いた独自のインスタレーションを披露し、同年には神奈川工科大学KAIT工房も完成。この2作品で日本の建築界において一躍注目を集めました。近年の作品では、自然と建築の関係性を探求し、「水庭」や「谷の教会」など、自然と地質構造を融合させた建築を展開しています。
ページ数:160ページ
サイズ:23.5×30.5cm (softcover)
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2G Magazineは、建築やデザインに関する内容を扱うスペイン発の建築雑誌で、建築家や建築作品を深く掘り下げて特集することで知られています。1997年に創刊されて以来、国内外の優れた建築家を特集し、建築界での評価が高いです。雑誌の各号は一人の建築家やアトリエ、または特定のプロジェクトに焦点を当てており、詳細なドローイング、写真、エッセイ、インタビューなどが豊富に掲載されています。