日本とアメリカのモダニズム建築の交流を描いた作品集です。1954年に吉村順三が設計し、ニューヨーク近代美術館(MoMA)で展示された「松風荘」、アントニン・レーモンド夫妻がペンシルバニア州ニューホープで手掛けた「レーモンド農園」、そしてジョージ・ナカシマの「ナカシマ・スタジオ」の3つの建築を取り上げています。宮大工による組み立てや移築を経た「松風荘」は、日本建築とモダン建築の融合を体現し、屋内外の空間の連続性を示しています。本書には、エリザベス・フェリセラによる撮り下ろしの写真や、ケン・タダシ・オオシマ、ウィリアム・ウィテカーのエッセイが収録され、歴史的資料とともにこれらの建築の文化的意義を深く掘り下げています。
ページ数:144ページ
サイズ:24.5×25cm (hardcover)
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