イギリスの出版社「IDEA」によるこちらのノートは、生花をテーマに制作された罫線入りの一冊です。アメリカで龍生派のいけばなや日本の伝統文化を伝えてきた佐藤昌三の作品から着想を得ており、彼のいけばなのイメージが15点収録されています。本でありながら、自由に書き込める創作帳としての楽しみもある内容です。1960年代に撮影された佐藤の作品写真が掲載されているほか、白紙や罫線のページが多く用意されていて、使う人のアイデアや表現を受けとめてくれる余白がたっぷりあります。
ページ数:96ページ
サイズ:20×25cm (softcover)
・店頭にて展示しているため美品のご指定は承りかねます。
佐藤昌三は、1933年に日本の神戸で生まれ、鎌倉で育ちました。東京の文化学園大学で美術を学び、東京清泉学校で音楽、東宝演劇芸術学院で演劇を専攻し、歌舞伎役者の中村勘三郎に師事しました。1964年にイリノイ大学に客員芸術家として招かれ、1968年には日本芸術文化プログラムを設立し、書道、水墨画、いけばな、茶道などの日本伝統芸術を教えました。