チェコ人ビジュアルアーティスト、イジー・ティンによる初の作品集。ポスト・コンセプチュアル以降のチェコ写真界を代表する存在である作者が、物語性のある写真表現から、より即興的・瞑想的なアプローチへと変化してきた過程を辿ります。これまで他者の写真への介入を通して意味を再構築してきた彼が、本作では自ら撮影した写真を再構成し、新たなつながりを生み出します。
ページ数：206ページ
サイズ：17×22cm (hardcover)
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イジー・ティンは、チェコ・プラハを拠点に活動するビジュアルアーティストです。プラハ工芸美術大学（UMPRUM）の写真学科で学び、ヘルシンキ芸術デザイン大学（現アールト大学）やメキシコシティ、ベルンなどで研鑽を積みました。彼の作品は、写真を中心にインスタレーション、絵画、テキスト、ビデオなど多岐にわたり、伝統的な写真技法と現代的なポストコンセプチュアルなアプローチを融合させています。特に人体や建築物の描写を抽象化し、その象徴的価値を探求する作品が特徴です。
