ドイツ人フォトグラファー、ハンス・ハンセンの作品集です。1990年代から継続する「アナログ」プロジェクトでは、写真制作に使用してきた機材や道具、材料を丁寧に撮影・記録しています。長年にわたるアナログ写真への深い関わりと、その物質的な痕跡を視覚化した本書は、写真家としての実践と記憶のアーカイブでもあり、写真表現の本質を問い直す一冊となっています。
ページ数:152ページ
サイズ:24×30cm (hardcover)
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ハンス・ハンセンは、1940年ドイツ・ビーレフェルト生まれのフォトグラファーで、静物写真やプロダクト写真の分野で国際的に高く評価されています。リトグラフ職人としての訓練を経て、デュッセルドルフ美術アカデミーで応用グラフィックを学びました。1962年からハンブルクを拠点に、American Express、Audi、VWなどの企業と協力し、ミニマルで精緻なビジュアルを提供してきました。