スウェーデン人写真家、ゲリー・ヨハンソンによる作品集。彼の想像力を初めてかき立てた土地のひとつであるスペイン中央部の平原を再訪し、数十年前に出会った礼拝堂の記憶を手がかりに、文化と時間が折り重なる風景を静かに見つめ直しています。現代と過去が交差するような、石材と漆喰、十字架と電話線、砂埃に落ちる影の対比が印象的に描かれ、見る者に風景そのものが語る物語を感じさせる一冊です。時間の蓄積がつくる地層のような風景の魅力を再発見する、深く静かな旅の記録です。
ページ数:320ページ
サイズ:17×24cm (hardcover)
・店頭にて展示しているため美品のご指定は承りかねます。
ゲリー・ヨハンソン(1945年生まれ)は、スウェーデンのフォトグラファーで、アイデンティティの痕跡が漂う辺縁の地を白黒の正確な構図で丹念に切り取る作風が特徴です。大判カメラやロールフィルムを自ら現像し、写真集を通じて「場所の声」を静かに語りかけます。