キリスト教プロテスタントの一派「シェーカー教徒」の仕事を紹介する作品集です。18〜19世紀のアメリカで活動した彼らは、簡素で機能的なデザインを通して独自の美意識を築きました。家具や道具、建築に宿るその思想は、平等や共同体、平和といった価値観に深く根ざしています。楕円形のボックスをはじめとする作品群からは、無駄を削ぎ落とした美しさと、暮らしに寄り添う力強さが伝わってきます。現代のデザイナーやアーティストによる応答も交えながら、その思想がいまもなお続いていることを静かに感じられる内容です。
ページ数:284ページ
サイズ:22×28cm (hardcover)
・店頭にて展示しているため美品のご指定は承りかねます。
シェーカー教徒は、18世紀にヨーロッパからアメリカへ渡ったキリスト教プロテスタントの一派で、共同生活を基盤とする宗教コミュニティです。独身主義や財産の共有、労働と信仰を重んじる生活を特徴としています。その暮らしの中で生まれた家具や道具は、装飾を排した簡素で機能的なデザインで知られ、今日のモダンデザインにも大きな影響を与えています。実用性と美しさが静かに結びついた思想は、今なお多くの人に支持されています。