ノルウェー人フォトグラファー、オレ・ジョン・アーンダルによる作品集です。2011年のオスロとウトヤ島での事件以降、作者は自宅のバルコニーから政府地区の風景を10年にわたり撮影し続けました。変わりゆく光や季節のなかで、都市が喪失とどのように向き合っていくのかが静かに映し出されます。繰り返される視点は、やがて観察から祈りのような行為へと変わっていきます。時間の積み重なりとともに記憶に寄り添い、読む人自身もその過程に立ち会うような感覚をもたらす、深く余韻の残る作品です。
ページ数:480ページ
サイズ:17×11.5cm (hardcover)
・店頭にて展示しているため美品のご指定は承りかねます。
オレ・ジョン・アーンダルは、ノルウェー出身のフォトグラファーです。都市の風景を長い時間軸の中で捉える実践で知られ、同じ場所からの反復的な撮影を通して、記憶や時間の積み重なりを静かに映し出します。出来事そのものを直接写すのではなく、その余韻や変化を丁寧にすくい上げる姿勢が特徴で、日常の風景の中に潜む感情や歴史の層を感じさせる作品を手がけています。