viction:ary Books

2001年にVictor Cheungによって設立された出版社viction:aryより洋書が入荷いたしました。アジアの中心部を拠点とし、画期的なグラフィックと高い印刷技術を通じて、世界中のクリエイティブな才能と愛好家をつなげているviction:aryでは、印刷物の力強さを通じて、クリエイティブな人々と好奇心旺盛な人々に新鮮な視点やインスピレーションを提供することに全力を注いでいます。
こちらの記事では入荷の中からおすすめの本を少しだけご紹介いたします。

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一冊目にご紹介するのは、お酒を飲むのがお好きな方におすすめのこちら。

『PACKAGED FOR LIFE : Beer, Wine & Spirits』

好きな食べ物や飲み物を当たり前に購入し、消費する中で、パッケージの意味をそう多くは考えぬまま、捨てていませんか。
記事を書いている私を始め、ほとんどの人が、はい。と答えると思うのです。
昨今はSDGsも多く囁かれ、飲料メーカーもラベルレスボトルを製造するなど、社会全体で商品の包装が簡易的に変わりつつあることも事実ではありますが、芸術家やデザイナーが生産チームと向き合い、ブランドの個性や目的を興味深く伝え、味わいを創造させるパッケージデザインは多くの人の思いが合わさったアートのひとつであるというメッセージが隠された『PACKAGED FOR LIFE』シリーズ。本書ではアルコール飲料に焦点をあて、世界中のアルコール飲料のパッケージデザインがとにかく見応えたっぷりに掲載されています。日々の晩酌タイムも、いつもより楽しめること間違いなしの一冊になっています。

『PACKAGED FOR LIFE』シリーズは他ラインナップもご用意しております。こちらもぜひご覧ください。
『PACKAGED FOR LIFE : Chocolate』
『PACKAGED FOR LIFE : Coffee & Tea』
『PACKAGED FOR LIFE : Scent』

 

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お次にご紹介するのは、『本の本』。

『A Book On Books』

本の歴史は非常に長いものですが、現代ではデジタル技術が当たり前になり、スマートフォンの中に情報は溢れ、メディアやSNSからの情報の消費が主とされています。
ですが、そんな中でも本のデザインは創造性とクリエイター達の情熱を示す手段として残り続け、本でしか得られないインスピレーションも実際には多いもの。多くの人々にとって知識や活力の重要な源として存在し続けています。本作では"本のデザイン"に焦点を当てて、世界で最も優れた本のデザインを全313ページに渡り紹介しています。また、出版、版画、ブックフェア、書店のオーナーなど、本づくり産業に携わる人々へのインタビューも収録された『viction:ary』らしさ溢れる、まさに『本の本』なのです。
本が好きな全ての方に読んでほしい。そんな一冊です。

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その他にも、日常の変化のきっかけになるような興味深い洋書をたくさんご用意しております。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
千駄ヶ谷店 (火曜定休)
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