2026/01/17 - 武二香-

自然の中にある日常の風景を、のびやかに器へと描き出す武二香さん。
GENERAL FURNISHINGS & CO.では、今回が初めてのお取り扱いとなります。
制作の背景や、作品に込められた想いについてお話を伺いました。

About 武二香
静岡県に生まれた武さんは、幼い頃から動物や植物をはじめとする自然に深い親しみを抱いてきました。愛知県立芸術大学大学院を修了後、その豊かな感性を器などの陶器づくりへと注ぎ込み、自身が経験してきた自然とのつながりを一つひとつの作品に映し込みながら、制作を続けています。

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Q. 作陶を始めたきっかけや、絵付けの今のスタイルに至るまの経緯があれば教えてください。

小さい頃からものづくり、特に造形することが好きでした。高校生の頃に陶芸部に入ったことをきっかけに、愛知県立芸術大学へ進学し、陶芸をより専門的に学びました。
身近にいる動物や植物をモチーフに、絵付けや造形で表現していますが、よく観察してみると、動物たちはとてもユニークな表情を見せてくれます。「仲間同士で話しているのかな」「今はこんなことを考えているのかな」と、想像がふくらむ瞬間も多く、そうした何気ない一場面を描きたいと思うようになり、現在のスタイルに至りました。もともと民芸が好きなので、その要素も取り入れながら、アートをより身近に感じてもらえたらと思っています。

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Q. 器から今にも飛び出してきそうな生き物たちですが、描く際に制作の中で意識されていることはありますか。

動物の目線や顔、体の向きによって動きや表情を表し、日常の一コマを切り取ったような自然な場面になることを意識しています。 描き込みすぎると器として使いにくくなってしまうため、余白を残すこと、そして器の形と絵付けが調和していることを何より大切にしています。 そのため、下書きは素焼きの状態の器の上で、何度も描き直しながら進めています。

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渓流釣りと登山をライフワークとし、その中で出会う魚や鳥を描くことが多いという武さん。今回も、武さんの日常に寄り添うさまざまな生き物をモチーフにした器が届きました。
自然との結びつきや、暮らしの中に潜む歓びをあらためて感じ取ることができる武さんの器たち。高度な絵付けの技術の中に、ふと愛らしさを感じさせる作風は、日常に小さなよろこびをもたらしてくれます。

店頭とオンラインショップでご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
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